教育方針・基本理念
教育方針
フォーエムグループは、地元と共に子供を育む「共育主義」の考えから地域に根ざした指導体制を築き上げてきました。
各進学塾がそれぞれの地域で培った高度な指導ノウハウを互いに共有し、最高の指導体制を整えた21世紀の進学塾です。
代表挨拶
戦後の学校教育は、学習指導要領に基づいて実施され、「国土面積も小さく、資源も少ない日本にとって、知的財産こそ最大の財産であり、これをしっかりとした教育により次世代へ受け継いでいくことこそが教育の使命である。」という確固たる教育理念がありました。しかし、2002年度施行の学習指導要領は「ゆとり教育」と「基礎・基本の徹底」を合言葉に、小・中学校での学習をこれまでの3割も削減、この結果、子どもたちの学力は確実に低下し、大きな批判を浴びることになりました。この影響は大学入試にまでおよび、入学する学生の学力低下を懸念し、5教科7科目必須の受験体制を敷き、本来なら「広き門」となるはずの大学全入時代を迎えた現代において、大学受験事情は国公立大学および難関私立大学にあっては逆に「狭き門」となる逆説的な状況となっています。
こうした状況を受け、文部科学省は学習指導要領の位置づけを「最低基準」とし、学習指導要領の枠を超えた発展的学習をも認めるという、異例の措置をとって批判をかわそうとしましたが、学校現場の教職員はわずか数年のうちに方針転換する教育行政の迷走によりいまだ混乱し、具体的な教育理念を見出せないままでいます。こうした教育行政の迷走の時代にあって、子どもたちをお預かりする私塾の役割はより一層重要な地位を占めようとしています。
では、私塾教育は子供たちのために何ができるのでしょうか。
我々は、地元と共に子供たちを育む『共育主義』という理念を掲げています。複数の地域に展開する私塾というのは、どうしてもマニュアル化された画一的教育になりがちです。しかし、果たしてそれで子供たちを一人ひとり丁寧に指導することができるでしょうか。我々は、画一的でなく、地域に密着した上で子供たち一人ひとりに目を向け、彼らの現状に即した形での指導体制こそ、少子化時代を迎えた現代に求められる教育のあり方であると考えています。そして、子供たちを保護者の皆様と共に応援したいと考えています。
また、我々は豊かな創造性を発揮するための「確かな知識」を習得できるよう、指導要領に捉われず、必要とされることは妥協なく教え貫きたいと考えています。さらに「教える」"ティーチング"だけでなく「導く」"コーチング"をも一体化させた授業を展開し、将来の夢の実現のために「1:1」の対話を中心としたコミュニケーションで、学習の必要性や将来への展望などを子供たち自身が感じられるよう導きながら、自立したやる気のある学習を継続できる万全のサポート体制を整えています。
子供たちの充実し、満足した笑顔こそ、我々フォーエムグループの願いなのです。